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山火事被災地に防火水槽を寄贈【岩手・大船渡市】
大船渡市で2月に発生した大規模な山火事の被災地に防火水槽が設置されました。
防火水槽は、盛岡市に本社を置く小山田工業所が大船渡市に寄贈したもので、15日の設置工事は奥州市の建設会社も協力しました。
設置された三陸町綾里の八ヶ森トンネル周辺では、山火事が発生した当時消火用の水が確保できず、ピストン輸送で消火活動が行われたといいます。
この防火水槽には40トンの水を貯めることができ、1台の消防車からおよそ2時間40分の放水が可能になるということです。現地の消防による訓練を経て、年内の運用開始が見込まれています。