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いわて盛岡シティマラソン 2年後の開催危機か 市が事業費カット方針【岩手・盛岡市】
来年は開催されますが2年後は不透明な状況です。岩手県盛岡市が経営改善計画に基づきいわて盛岡シティマラソンの事業費を再来年度から削減する方針であることが分かりました。
10月19日に開催された盛岡シティマラソンは、2019年に市内初のフルマラソン大会として始まり、大会運営費およそ1億5000万円のうち、市が3500万円程度を負担しています。
市は24日の市議会全員協議会で1041ある事業のうち123の見直しを明らかにし、対象の1つとなるもりおかシティマラソンの事業費については、2027年度からゼロとする計画を示しました。
これに対し、議員からは「盛岡の名前が売れる催しであり、市の経済効果にもつながる。本当に見直し対象事業としていいのか」といった意見や根拠の説明を求める声が相次ぎました。
内舘市長は「市の財政状況を考えると、現在の事業をすべて今のままの形で維持し続けることはなかなか難しい」と述べました。








