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昔ながらの手作業で 耕作放棄地活用 エゴマ栽培【岩手・久慈市】

 岩手県久慈市で耕作放棄地を活用して育てたエゴマの脱穀作業が行われました。

 久慈市の住民らで組織する小久慈まちづくり協議会じゅうねチームでは、2021年から耕作放棄地を活用しエゴマを栽培しています。

 30日は13人が参加し、9月に収穫・乾燥させていた実の脱穀作業を行いました。

 まずは、乾燥させた枝を棒でたたきます。枝からエゴマの実を落としていきます。

 続いては、エゴマの実をふるいにかけたり「とうみ」という昔ながらの農機具を使ったりして、実に混ざった小さな枝やごみを取り除きます。

 脱穀した実を搾ると栄養成分豊富なエゴマ油が完成します。

 完成したエゴマ油は11月9日の小久慈朝市で販売されます。