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相次ぐクマ出没 人身被害“過去最多” 県が緊急会議【岩手・盛岡市】
相次ぐクマの出没を受け岩手県は市町村の担当者などを緊急で集めた会議を開きました。
盛岡市で開かれた県ツキノワグマ緊急連絡会議には、オンライン参加も含め32の市町村の担当者が出席しました。
県内でのツキノワグマの出没件数は、9月末時点で4524件と、昨年度の2883件を既に大幅に上回っていて、人への被害も33件34人と記録に残る中で過去最多となっています。
会議では、クマの出没や人身被害の状況が報告されたあと、講師として招かれた岩手大学農学部の山内貴義准教授が被害を防ぐための対策について講演しました。
(岩手大学農学部 山内貴義准教授)
「「人間とクマのパワーバランスが崩れてしまって、街中や生活圏に出没してきているので個体数の管理が非常に重要となる。」
会議を受けて、各市町村では対策を強化することにしています。








