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チャグチャグ馬コの伝統守る 滝沢市が子馬を無償譲渡【岩手・滝沢市】

 チャグチャグ馬コの伝統を守ろうと、岩手県滝沢市が所有する子馬が無償で同好会に引き渡されました。

 市からチャグチャグ馬コ同好会の会員に譲渡された「鈴晴」。4月に生まれたばかりのオスの馬です。

 引き渡し式には、市の職員やチャグチャグ馬コ同好会滝沢支部の会員らが集まり、武田哲市長から同好会の鈴木学さんへ鈴晴の手綱が手渡されました。

 チャグチャグ馬コに参加する馬の数はピーク時には100頭を超えていましたが、今年は68頭でした。

 馬を育てる人が減少するなか、市は文化の継承を目的に繁殖させた馬の無償譲渡を続けていて、今回で6頭目です。

 鈴晴は2年後のチャグチャグ馬コデビューを予定しています。