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「わしの尾」東北清酒鑑評会で頂点に【岩手】

東北6県でつくられた日本酒の出来栄えを競う鑑評会で、八幡平市の「わしの尾」が最優秀賞に輝きました。

仙台国税局が開いた今年の東北清酒鑑評会には142の酒蔵が参加しました。このうち141点が出品された純米酒の部では八幡平市のわしの尾が初めて最優秀賞に選ばれ、工藤朋代表取締役に賞状が手渡されました。県内の酒蔵が最優秀賞を受賞するのは2020年以来4回目です。受賞した日本酒は原料となる酒米、酵母、こうじ菌を全て県産にこだわってつくられたもので、上品な香りやバランスの取れた酸味と甘みの余韻が高く評価されました。

このほか県内8つの蔵の酒11点が優等賞に選ばれていて、吟醸酒の部では二戸市の南部美人が評価員特別賞を受賞しています。