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ツキノワグマ対策会議「緊急銃猟」今月中に開始へ【岩手・盛岡市】

クマの出没が市街地で相次ぐ中、盛岡市は、自治体の判断で猟銃を使用できる「緊急銃猟」を今月中に開始する見通しを明らかにしました。

市が初めて開いたツキノワグマ対策会議には内舘茂市長などおよそ30人が出席し、猟銃や麻酔による捕獲体制を整備して人的被害防止のための対策を強化することなどが確認されました。

市によりますと、緊急銃猟の実施に必要な備品や保険の準備に目途が立ったのに加え、10日に猟友会と契約を結びハンターの出動を要請することが今月中に可能になったということです。市は11日、県に対し制度的・財政的支援を要望する予定です。