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女性や若者に選ばれる農林水産業に【岩手・宮古市】

女性や若者に選ばれる農林水産業を目指そうと、課題解決へ向けたシンポジウムが宮古市で開かれました。

このシンポジウムは女性や若者の農林水産業への参入を促そうと県が開きました。講演では大船渡でホタテ養殖を営む佐々木イザベルさんが漁業の魅力や働き方について語りました。佐々木さんは東日本大震災をきっかけにフランスから大船渡に移住し漁業を始めました。寒さや早起きなどの不安もあったものの、すぐに慣れたといいます。

また県立大学の学生は、若者目線での意見を発表し、女性同士のつながりが少なく悩みを共有しづらい点が課題だとして、浜を超えたネットワーク作りの必要性を訴えました。

参加者たちは農林水産業の魅力や課題について理解を深めていました。