NEWS / 県内ニュース
県市長会がクマ対策を県に緊急要望【岩手】
クマ出没による影響が各地で広がる中、県内14の市でつくる県市長会が風評被害への支援などを県に緊急要望しました。
11日は7つの市の市長らが県庁を訪れ、クマ出没への対策強化に関する要望書を佐々木淳副知事に手渡しました。要望は人の生活圏への出没防止や個体数の管理強化、猟銃を取り扱う人材の育成など各市から取りまとめた6項目です。
このうち風評被害については、人身被害が起きた温泉施設で宿泊キャンセルが出ているとして北上市の八重樫浩文市長が支援の強化を求めました。要望を受け佐々木副知事は、これまでと次元の異なる対応が必要との認識を示し、市町村と県が一体となって実務者レベルで具体策を話し合う会議を積極的に開く方針を述べました。
県市長会は12日、国土交通省などにクマ対策の強化を要望するとしています。







