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クマ対策も 県の補正予算案発表【岩手】
県はクマによる人身被害防止に向けて、箱わなの整備や麻酔吹き矢の人材育成費などを盛り込んだ総額83億円の補正予算案を発表しました。
新たな補正予算案は物価高対策として、時給60円以上賃上げした中小企業への支援費ほか、クマへの対策、生活困窮世帯を対象とした灯油などの購入費用の補助など総額83億円です。
このうちクマ対策は3700万円で、50台の箱わなとセンサーカメラ整備や鳥獣被害に詳しい民間の専門家の市町村派遣のほか、現在県内に1人しかいない吹き矢による麻酔捕獲者を4人程度養成する経費などを盛り込んでいます。
また達増知事は21日の関係部局長会議で、ガバメントハンターの検討の前倒しなど、環境省のクマ被害対策パッケージに合わせて、県が示していたクマ対策の基本方針を見直す考えを示しています。







