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クマ出没相次ぐ これまでにリンゴ500個が被害【岩手・盛岡市】
クマの被害や出没が相次ぎました。岩手県盛岡市では、保管されていたリンゴが食い荒らされたほか、病院の近くでも出没が確認されています。
被害があったのは盛岡市高松にある果樹園です。
午前7時ごろ、小屋の中で保管していたリンゴおよそ50個が食い荒らされているのが果樹園の男性が発見しました。
この果樹園では11月に入ってから連日のようにクマが出没しています。
15日には、木に足をかけて立ち上がり、一心不乱にリンゴを食べている様子が。
次の日には設置されているわなの周囲をうろつく姿が確認されましたが、捕獲には至りませんでした。
そしてついに20日朝は小屋の中に侵入。
これまで被害にあったリンゴはおよそ500個にのぼるといいます。
また小屋の前に止めていた軽トラックの天井には、クマが乗った際に出来たと見られる大きなへこみがありました。
相次ぐ被害を受け、猟友会や市の職員が新たに2つの箱わなを小屋の前に設置しました。
また盛岡市本宮の市立病院では、昨夜近くでクマの目撃情報があったことから午前7時から10時半までの間、自動扉を止め、職員が手動で開け閉めする対応が取られました。







