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クマ出没 10月過去最多の3084件 県がガバメントハンター確保急ぐ【岩手・盛岡市】

 岩手県はクマ対策会議を開き、狩猟免許を持つ自治体職員、ガバメントハンターの確保などを急ぐことを確認しました。

 県内の10月のクマ出没件数は、3084件と月別では過去最も多く、今年5人がクマに襲われ死亡しています。

 会議には達増知事の他、県の幹部らが出席し、14日に閣議決定された国の対策を踏まえ県の基本方針の改定が確認されました。

 早急に対応すべき対策として、自衛隊や警察OBを含む銃使用の経験者をガバメントハンターとして年度内に確保することや警察のライフル銃駆除に必要な資機材の整備、電気柵の研修会実施などを挙げています。

 また、現在、北海道の一部でしか行われていない春の捕獲についても検討するとしています。