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クマ被害防止 電気柵など研修会【岩手】
クマの出没や被害が相次いでいることを受け、県が電気柵の設置などに関する研修会を開きました。
研修会には市町村の担当者や学校関係者らおよそ80人が参加し、農林水産省野生鳥獣被害対策アドバイザーでもある県農業普及技術課の中森忠義担当課長から講義を受けました。
中森担当課長はクマの侵入を防ぐには電気柵が有効とし、県オリジナルの恒久電気柵について紹介しながら、地面から20〜70センチの高さや破壊されないような強度が必要だと説明しました。またクマが身を隠せないよう、やぶや河川敷の刈払いなどクマと人が住む場所との緩衝帯を整備することが重要とし、大槌町でやぶ払いをした結果、出没が大幅に減った例などを紹介しました。







