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「盛岡西バイパス」全線4車線化完了【岩手・盛岡市】
40年にわたって工事が進められてきた盛岡市の国道46号「盛岡西バイパス」のすべての4車線化の工事が完了し、29日に全線開通することになりました。
4車線化最後の区間となったのは盛岡市の前潟地区と本宮地区を結ぶ3.6キロです。この区間は2車線からの拡幅工事が2015年度から行われていました。
盛岡西バイパスは、東北道・盛岡ICの東側から盛岡南ICの東側を結ぶ全長7.8キロの道路で、交通混雑の緩和などを目的に1984年度から段階的に整備が進められてきました。総事業費はおよそ384億円です。
国土交通省岩手河川国道事務所によりますと、盛岡西バイパスは部分開通に伴い交通量が徐々に増加し、今回開通する区間は、県内の国道で最も混雑していたということです。盛岡西バイパスは岩手医大付属病院が矢巾町に移転してから救急車両の利用が増加していて、工事の完了で混雑が緩和し安全で迅速な搬送が期待されています。
盛岡市の国道46号盛岡西バイパスはカラー舗装などを経て、29日午前5時にすべての車線が開通します。







