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家庭内の児童虐待を想定 児童相談所と警察が合同訓練【岩手・盛岡市】
家庭内での児童虐待を想定し、子どもを安全に保護するための訓練が岩手県盛岡市で行われました。
この訓練は、子どもへの虐待を防ごうと県と警察本部が毎年合同で行っていて、県内各地の児童相談所の職員などおよそ70人が参加しました。
訓練は「目視確認できていない乳児がいる」と市から児童相談所に相談があり安否確認のため相談所の職員と警察官が自宅を訪問したという想定で行われました。
一度立ち入り調査を拒まれたため、家庭裁判所の許可を得て強制的に住宅に入る「臨検捜索」が施行されました。
職員は抵抗する保護者を説得したり、子どもを安全な場所へと避難させたりなど緊迫感のある状況を確認しました。
県によりますと、2023年度に児童相談所が扱った虐待に関する相談は1838件と前の年を121件上回っています。







