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猛威インフルエンザ急拡大 県全体83.43人 県の統計開始以来最悪【岩手】

 岩手県が統計を取り始めて以来、最悪の状況です。県内で先週1週間に報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり83.43人となりました。

 県感染症情報センターによりますと、17日から23日までの1定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数は前の週から27.53人増え、県全体で83.43人と、県が1981年7月に統計を開始して以来、過去最悪です。

 保健所管内別では県央163.75人、中部140.83人、奥州133.5人など、大船渡を除くすべてで警報レベルです。

 今シーズンのインフルエンザによる県内の学校や幼稚園などの休業措置はのべ321件と、昨シーズンの同じ時期の12件を大幅に上回っていて、県は手洗いやマスク着用など感染拡大防止の協力を呼びかけています。