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冬本番を前に 水道管凍結に備え実演講習会【岩手・盛岡市】

 冬本番に向け水道管の凍結について学ぶ講習会が岩手県望岡氏開かれました。

 盛岡市上下水道局は毎年この時期に講習会を開いていて、26日は市民や水道工事業者ら、あわせておよそ160人が参加しました。

 一般的に水道管の凍結は最高気温が0℃に届かない真冬日や、最低気温がマイナス4℃を下回る日に起きやすいとされています。

 参加者は、はじめに水抜きの必要性を学んだあと、水道が凍った時の対処法を見学しました。

 誤った手順は命に関わる危険もあります。

 盛岡市では2001年、電気ストーブを使った解凍作業が原因で火災が発生し、住宅1軒が全焼、1人が死亡しました。

 こうした事例を踏まえながらほかにも電気や蒸気解凍機などを使った作業も紹介され、参加者は見て触れて理解を深めていました。