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県議会12月定例会招集 賃上げ支援・クマ対策 補正予算案提出【岩手・盛岡市】
岩手県議会12月定例会が招集され、中小企業の賃上げ支援やクマによる人身被害防止に向けた箱わなの整備などを盛り込んだ、総額83億円の補正予算案が提出されました。
本会議では県から今年度4回目となる一般会計補正予算を含む39の議案が提出されました。
補正予算案は中小企業への賃上げ支援や生活困窮世帯を対象とした灯油購入費などの補助、クマ対策など総額83億円です。
このうち、賃上げ支援は27億1400万円で、時給60円以上賃上げした中小企業などに対し、1事業所あたり最大50人分400万円を支給するもので、県によるとこの額は全国で最も高いということです。
クマ対策は3700万円で、箱わなとセンサーカメラそれぞれ50台分の整備や、吹き矢による麻酔捕獲者を4人程度養成する経費が盛り込まれています。
県議会12月定例会は12月3日から一般質問が始まります。







