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交通事故で家族を亡くしたこどもの支援を考える【岩手・盛岡市】

交通事故で家族を亡くした子どもの支援について考えるシンポジウムが、盛岡市で開かれました。

このシンポジウムは交通事故被害者サポート事業の一環として警察庁が毎年開いています。今回は初めて県内で開催され警察官などおよそ60人が参加しました。

会場では大切な人を亡くした時の子どもの悲しみへの寄り添い方や遺族を支援する制度について専門家が講演したほか、遺族がこれまでの体験談を語りました。大崎佑輝さんは25年前、二戸市で集団登校していた列に飲酒運転のトラックが突っ込み、当時7歳だった妹の涼香さんを亡くしました。参加者は深刻な体験に静かに耳を傾けていました。

警察庁は今後もシンポジウムを開催するなどして被害者支援に取り組む考えです。