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警察庁長官によるクマ出没現場の視察【岩手・盛岡市】

警察庁の楠芳伸長官が盛岡市内内のクマ出没現場を視察し、「安全確保の取り組みを一層推進したい」と強調しました。

楠長官は県警本部の警察官などおよそ90人を前に、連日の「クマ被害対策への尽力に敬意を表する」と述べました。また先月岩手と秋田で発足し、県内では岩泉町で出動した警察のライフル銃部隊「熊駆除対応プロジェクトチーム」を激励しました。

このあと楠長官は盛岡市本宮にある「原敬記念館」を訪れました。ここは、10月20日にクマ1頭が迷い込みおよそ4時間にわたり居座った場所です。クマはその場で吹き矢による麻酔が打たれ捕獲されました。楠長官はこのとき現場で指揮をとった警察官からクマの動きや当時の警察の対応について説明を受けました。

警察庁長官のクマ出没現場視察は今回が初めてだということです。