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SL銀河 新たな旅へ JR東日本が観光列車計画【岩手・盛岡市】
JR東日本は、SL銀河で使われた蒸気機関車を改修し、新たな観光列車として運行する計画を発表しました。
3日の記者会見でJR東日本は、SL銀河として使われていたC58形239号機を活用し2029年春以降に新たな観光列車の運行を目指すと発表しました。
この蒸気機関車は、2014年から復興支援を目的に釜石線の花巻と釜石の間を走っていましたが、客車の老朽化によりおととし運行を終えています。
C58形239号機は1940年に製造され、現在は盛岡駅近くの車庫で保管されています。
JR東日本はこの車両を改修し、東北線の盛岡と一ノ関の間での運行を予定していて、平泉など人気の観光地を結ぶことで地域の観光振興や訪日客の誘致につなげたい考えです。
会見でJR東日本の大森健史盛岡支社長は「復興の先のさらなる発展に繋げたい」と話しました。
今後は沿線の自治体や観光団体と連携しながら運行に向けた検討が進められます。







