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来年は「午」 まゆ人形づくり盛ん【岩手・盛岡市】

新年を迎える準備が進んでいます。2026年の干支「午」のまゆ人形作りが、盛岡市内の工房で盛んに行われています。

つぶらな瞳に、ふっくらと丸みを帯びた姿がかわいらしい馬をモチーフにしたまゆ人形。

盛岡市三ツ割にある村田民芸工房では、毎年8月ごろから翌年の干支のまゆ人形を作りはじめ、現在作業のピークを迎えています。

手がけているのは母の駒木春江さんと娘の野宮りらさん。

親子2人の手作業で今シーズンはおよそ2600個の制作を目指します。

今回はこれまで作ってきた茶色の馬に加え、新たにピンクの耳と赤い眉毛が特徴の白馬が仲間入りしました。

こちらはチャグチャグ馬コをモチーフとしたまゆ人形。

まゆの中に本物の鈴が入っていて、小さく切った色とりどりの和紙でお正月にもふさわしい華やかな装飾を施しています。

人形は、県内の土産店のほかインターネットでも購入できます。