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釜石に灯りを 若者がイルミネーションを企画【岩手・釜石市】

 岩手県釜石市で初めての開催となるイルミネーションイベントが先ほど始まりました。地元盛り上げようと若者たちが手掛けたイベントです。

 冬の夜を彩る、温かい灯り。釜石市の中心部「青葉通り」で、11日からイルミネーションが始まりました。

 企画したのは、地元の若者たちです。

 5日に行われていた準備。

 写真を撮って会場を確認していたのは、実行委員の1人、酒店を営む佐々木楊篤さんです。

 イベントの実行委員は、みな地元で働く30代の有志。「街に賑わいを取り戻したい」という思いが集結しました。

 初めての開催で準備期間も短かく、運営資金はありません。

 設備や設置、宣伝などは彼らの思いに賛同した地元企業や市が協力しました。

 そして迎えた12日。釜石の街にイルミネーションが点灯しました。

 いま、釜石の人口は2万8000人あまりとピーク時の3分の1ほどに落ち込んでいます。

 この現状をなんとかして変えたいと動き出した若者たち。

 イルミネーションは1月12日まで行われ、12月27日には屋台も出店する予定だということです。