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大船渡市山火事の被災木 有効利用に向けた研修会【岩手・大船渡市】

 岩手県大船渡市で起きた大規模な山火事で焼けた森林の復旧に向けて被災した木材の有効利用を考える研修会が開かれました。

 県産木材供給連絡会議が開いた研修会には県内の林業関係者やバイオマス発電事業者などおよそ60人が参加しました。

 研修では大船渡市の山火事で被害を受けた木の強度調査の最終結果が報告され、木材としての強度は健全な木とほぼ変わらないことが示されました。

 また、燃え方や地形が似ているとして2017年5月に起きた釜石市の山火事現場についてその後の経過が紹介されました。

 このあと参加者は釜石市の山火事現場を訪れ、大船渡市で今後想定される森林の状況を確認していました。