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一関市の消防職員 大勢の前で叱責 パワハラで懲戒処分【岩手・一関市】

 岩手県一関市消防本部は、同僚や部下に対するパワーハラスメントがあった職員を減給などの懲戒処分としました。

 市消防本部によりますと、管内に勤務する40代の男性係長は、複数の同僚や部下を大勢の職員がいる事務室の中で叱責したほか、訓練中には、履いていた靴で部下の頭をヘルメットの上から叩きました。

 職員を対象に行ったハラスメントに関するアンケート調査で発覚し、この男性係長は16日付けで減給10分の1、2カ月の懲戒処分となりました。

 また30代の男性係長は、期限までに書類を提出しなかった部下を大勢の職員の前で人格を否定するような叱責をしたとして戒告の処分を受けました。

 一関市の佐藤善仁市長は「公務員としての基本原則を改めて自覚させ、職員の綱紀の保持・粛正をさらに徹底する」とコメントを発表しています。