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花巻農の高校生が制作 花巻空港に門松 利用客出迎える【岩手・花巻市】

 今年も残すところ10日あまりとなりました。岩手県花巻市の花巻空港では地元の高校生たちが手掛けた正月飾りの一つ門松が設置されました。

 この取り組みは、花巻農業高校の実習の一環として花巻空港開港60年を機に去年から行っているもので、19日は造園技術を学ぶ環境科学科緑化系列の2年生8人が花巻空港を訪れました。

 さっそく生徒たちは、稲わらを使って米俵を表現した土台に門松を組み立てていきました。

 門松は豊作や家内安全を守るとされる年神様を迎えるための目印として家の門や玄関に飾るもので、生徒たちはこれまで授業を通して門松の歴史や作り方を学んできました。

 生徒たちは長さが違う3本の竹に松の枝を束ねながら扇の形に仕上げていきました。

 最後に縁起が良いとされる梅などで飾りつけると、高さおよそ2mの門松が完成しました。

 門松は1月7日まで花巻空港の1階中央出入り口で訪れた人たちを出迎えます。