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NIPPON防災資産に宮古市の学ぶ防災 国から認定証伝達【岩手・宮古市】

 災害の教訓を伝承する活動などを認定する国の制度に岩手県宮古市の防災ガイド事業が選ばれ、伝達式が行われました。

 国土交通省と内閣府が去年5月に創設した「NIPPON防災資産」に新たに認定されたのは、宮古市の「学ぶ防災」です。

 津波の痕跡が残る田老の防潮堤や観光ホテルの遺構などを案内するガイドについて、定期的な研修でスキルアップを図っているほか、防災教育に継続的に取り組んでいることなどが高く評価されました。

 伝達式では防災ガイドを務める元田久美子さんらに認定証が手渡されました。

 県内ではこのほか、釜石市のいのちをつなぐ未来館における震災伝承活動と陸前高田市の東日本大震災津波伝承館が新たに認定を受けています。