IAT 岩手朝日テレビ

　プロ野球・巨人で監督を務めた高橋由伸さんが、岩手県盛岡市で開催されたスポーツと未来を考えるイベントで特別講演しました。そして花巻東高校出身でアメリカ・スタンフォード大学の佐々木麟太郎選手がサプライズで登場し、会場をどよめかせました。

　このイベントは、スポーツの可能性を最大化し豊かな社会につなげようと、「スタンフォードからのメッセージ」と題して開かれ、およそ８００人が集まりました。

　はじめに、スタンフォード大学のスポーツ医局に所属する山田知生さんが自己効力感＝「自分なら出来る」と信じて目標や課題を達成する力の大切さについて語りました。

　さらに読売巨人軍元監督の高橋由伸さんが登壇し野球の練習に励む子どもたちに向けて、高校時代のエピソードを披露しました。

　このほか巨人の選手時代に長嶋茂雄元監督から学んだ「与えられたものに最善を尽くすこと」「置かれた場所で咲きなさい」という考え方も紹介、会場からの質問にも答えました。

　集まった人たちはスポーツとの向き合い方を考えながら真剣に話を聞いていました。

　また、ソフトバンクからドラフト１位指名を受けた花巻東高校出身でスタンフォード大学の佐々木麟太郎選手がサプライズで登場して会場を沸かせ、高橋由伸さんとの関係を語りました。

　会場からは佐々木麟太郎選手に温かいエールが送られていました。