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三陸鉄道 今年度決算 2期連続赤字の見通し【岩手】

 岩手県の三陸鉄道の今年度の決算は、2期連続で赤字となる見通しです。

 25日は三陸鉄道のお座敷車両内で取締役会が開かれ、上半期の営業概況が報告されました。

 輸送人員は沿線の少子化や観光利用の伸び悩みなどから35万3140人と前の年度より3万人余、減少しました。

 この影響で上半期の経常損益は2億6800万円余りの赤字となりました。また修繕費や燃料費の高騰などから、今年度の経常損益は7億2400万円余の赤字となる見通しです。

 県や沿線市町村からの補助金などを含めた当期損益も6280万円余の赤字となる見込みで、赤字は2期連続となります。