NEWS / 県内ニュース

岩手大学農学部教授を停職 論文ねつ造と研究費不正【岩手・盛岡市】

 岩手大学は研究論文の捏造と研究費の不適切な処理があったとして農学部の教授を懲戒処分にしたと発表しました。

 停職1カ月の懲戒処分となったのは岩手大学農学部の袁春紅(えんしゅんこう)教授です。

 岩手大学によりますと袁教授が指導した大学院生らと共同執筆した論文に、実際には行われていない実験条件の記載があり、大学はこれが捏造にあたると認定しました。

 また、袁教授が関わった共同研究で、本来は企業側が行う研究作業や消耗品の購入を袁教授自身が行ったにも関わらず企業が実施したように経理処理していたということです。

 不適切に処理された研究費はおよそ9万円です。

 岩手大学は、去年3月に告発を受け5月に調査委員会を設置し、関係者への聞き取りなどを進めた結果、袁教授と大学院生らあわせて3人が関与したと認定しました。

 岩手大学は再発防止に向けて、研究倫理教育の強化や研究費管理の徹底を進めるとしています。