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中尊寺落慶900年「供養願文」を扁額に 除幕法要【岩手・平泉町】

平泉町の中尊寺が落慶から900年を迎えたことを記念し、本堂に新しい扁額(へんがく)が取り付けられました。

3月24日は奥州藤原氏の初代・藤原清衡が平泉に中尊寺を建立し、その理由などをまとめた供養願文が記されてから900年となる節目の日です。24日は本堂で扁額の除幕式と法要が営まれ、およそ100人が参列しました。

掲げられた扁額は縦およそ50センチ横およそ2メートル。金箔の文字で書かれているのは「諸佛魔頂之場(しょぶつまちょうのにわ)」です。仏が弟子の頭をなでて将来、悟りが開けることを保証するという意味で、900年前の供養願文に書かれた一句が使われています。

また本堂の近くにある宝物館・讃衡蔵には扁額に書かれた「諸佛魔頂之場」が記された供養願文が公開されています。清衡が記した原本は紛失していますが、残っている2通の写本を見ることができます。

供養願文は5月10日まで公開されるほか、建立900年を記念した様々な行事を予定しているということです。