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大槌町山火事6日目 被災地の動き【岩手】

大槌町で発生した山火事は、懸命な消火活動が続いていますが、収束が見通せていません。

こうした中、長引く避難生活への支援が本格化しています。これは町内を走る三陸沿岸道路で撮影された映像です。

このあと通行止めとなりましたが、まだ多くの車が往来する中、火の手がすぐそこまで迫っていました。

学校や住宅地など、人々の生活圏にも炎は迫ります。

住民が待ち望んだ雨は午後にようやく降り出しました。

火が上がっていた場所でも。消火活動の追い風となるのでしょうか。

午前6時時点の焼失面積は1618ヘクタール。26日と比べて245ヘクタール増えました。

山林の延焼が拡大する中、住宅に燃え移るのをなんとか食い止めている状況だといいます。

また所々でくすぶる火が、再燃するケースも確認されているといい、消防の地上隊は27日から優れた浸透性・冷却性を持つ「消火薬剤」を使った残火処理を始めました。

依然、終わりの目処が立たない消火活動。

同時に避難生活の長期化が懸念される中、支援の動きが広がっています。

介護福祉士やケアマネージャーなどでつくるDWAT=災害派遣福祉チーム。

避難所での生活環境改善に力を注いでいます。高齢者や障害者の支援のほか身を寄せた人に聞き取りをしています。

避難中の子どもたちに対する支援も始まりました。

こちらの遊び場は東日本大震災を教訓に火災が発生した2日後、大槌町のNPO法人が設置しました。

未就学児から高校生まで誰でも受け入れているといいます。

ボランティアとして運営に参加する地元・大槌高校の生徒の姿も。

休校が続く小中一貫校の大槌学園。

突然の避難で、学習用のタブレットを持ち帰っていない児童生徒もいます。

29日から授業を再開する予定でしたが、5月1日までの休校が決まりタブレットが配られました。

宿題をオンラインで提出したり、健康観察で使用したりするといいます。

今月、中学生になったばかりの生徒は困惑しています。

一刻も早く日常が戻ることが願われます。