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自宅に迫る炎 緊迫した数時間 その時漁師は【岩手・大槌町】
今回の山火事で自宅の近くに迫る炎を妻と2人で何とか食い止めた住民がいます。
消防が到着するまでの緊迫した数時間です。
黒く、焼け焦げた山林。大槌町赤浜地区、避難指示が出されていた場所です。
この山林の目の前に住む竹内聖織さん。
漁業をやりたいと震災後に東京から移住してきました。
火災発生2日目、山林に炎が迫っていましたが消防が来ないことから自力で消火活動を始めました。
高台にある自宅から港へ降りバケツに入れた海水を軽トラックの荷台へ積んで山の中へ。
火の手が迫る場所へ1カ所ずつ水をかけていくという地道な作業。
まだ火が出ていないところにも水をまき延焼拡大を防ぎます。
妻と2人、休憩無しで10時間、山道を往復しました。
急斜面での作業に身も心も限界を迎えていました。
それでも守りたかったものがあります。幼い3人の子どもたち。
竹内さんの作ったツリーハウスでよく遊ぶなどこの山林は子どもたちのお気に入りの場所でもありました。
自宅も5年ほども前に新しく建てたばかりです。
火災発生の3日目以降、待ちに待った消防隊も到着し自宅への延焼は免れました。
水を撒いた場所は「防衛ライン」としてくっきりと延焼の拡大を防ぐことができています。








