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クマ被害相次ぐ 県が対策徹底を呼びかけ【岩手】

今年もクマによる被害が相次いでいます。岩手県は8日午後、緊急の会見を開き、改めて対策の徹底を呼びかけました。

県内では昨年度、40人がクマに襲われ、このうち5人が死亡しています。先月は紫波町で山菜採りをしていた50代の女性がクマに襲われて死亡し、捜索していた警察官も大けがをしました。

この事態を受け、県は先月22日に「クマ出没警報」を出しましたが、7日は八幡平市で山菜採りをしていた60代の女性が遺体で発見されました。クマに襲われたとみられています。

県は8日の会見でクマの生息域が拡大し、人里に近い場所でもクマに遭遇する危険があるとして、山へ入るときの対策の徹底などを改めて呼びかけました。となりの秋田県で実施している入山規制については「個々の規制は困難」として県内では行わない考えで、生活圏との境界に緩衝地帯を設けるなどの対策を進める方針を示しました。