リンゴ褐斑病の注意報発表 発生が急増【岩手】
リンゴの葉が黄色くなって落ちる「リンゴ褐斑病」の発生が県内全域で広がっているとして、県は注意報を発表しました。発生が確認された果樹園の割合は過去10年で最も高くなっていて、県は雨が降る前に病気を防ぐ薬をまくなど、対策の徹底を呼びかけています。県病害虫防除所などによりますと、今月後半に行われた調査で、リンゴ褐斑病の発生が確認された果樹園の割合は、県全体で58.1パーセントにのぼりました。これは、平年のおよそ2倍に達し、過去10年で最も高い数値です。地域別では、県南部が81.8パーセントと最も高くなっています。リンゴ褐斑病は、葉に茶色い斑点ができて黄色くなり、やがて落ちてしまう病気で、リンゴの品質低下につながるおそれがあります。秋に向けて葉の抵抗力が落ちるため、さらに広がりやすく、また、来月の気温は平年より高く、雨の量は平年並みと予想されていて、病気の原因となるカビが繁殖しやすい条件が整う見通しです。県は、病気の発生を防ぐため、雨が降る前に、予防の薬を果樹園全体にまくよう指導しています。また、まだ病気が発生していない場所でも早めに予防を行うなど、定期的に観察するよう呼びかけています。