厳しさ増す畜産業を最新技術で支える【岩手】

県の基幹産業の一つ、畜産。担い手不足や高齢化が深刻化する中で最新技術の応用が現場を支えようとしています。

牛の首につけられた、青いタグ。これは県農業研究センター畜産研究所が開いた展示会で紹介された牛の個体を管理する機器です。

タグを使うことで、放牧された牛を目視で1頭1頭確認する手間が省け、時間を短縮できるといいます。「ブルートゥース」を使うため電波が届かない場所でも使用できます。

こうした研究の背景には畜産業が直面する課題があります。この牧場では、およそ170頭の乳牛を7人ほどの従業員が飼育していますが、365日、朝と夜の搾乳やえさとなる牧草の収穫などで人手が足りていないといいます。

さらに気候変動や物価高など、畜産を取り巻く環境は厳しさを増しています。

畜産を持続可能な産業にしていくためにも現場を支える技術に期待がかかります。