30人の「漆かき職人」が参加 職人を対象としたクマ対策講習会【岩手・二戸市】
岩手県二戸市の漆掻き職人がクマに襲われたことを受け、市は職人を対象としたクマ対策の講習会を開きました。
国内最大の漆の産地・二戸市。
29日の講習会にはおよそ30人の「漆かき職人」が参加しました。
まず講師として招かれた県のクマ対策専門職員渡邉颯太専門研究員が、クマの生態やクマが人を襲うのは8割が防衛目的であることなどを説明しました。
このあと職人たちは実際に練習用のクマスプレーを使いながらクマと遭遇した際の対応を学びました。
今月18日二戸市内に住む漆かき職人の男性が、作業を終えて帰宅する途中に山中で親子グマ2頭に遭遇しそのうち親グマに襲われ頭や腰にけがをしました。
漆かきは山中での作業のためクマ鈴やラジオを鳴らすなど職人たちはこれまでも各自で対策をしてきたということですが、改めて備えの重要性を実感していました。
2026年県内でのクマによる人への被害は8件で3人が死亡しています。