夫を睡眠導入剤で…嘱託殺人の88歳女に判決

夫に多量の睡眠導入剤を飲ませて殺害したとして嘱託殺人の罪に問われた奥州市の88歳の女の裁判で盛岡地裁水沢支部は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。奥州市前沢古城の菊地サキ被告はおととし1月、当時90歳だった夫の酉男さんに頼まれ多量の睡眠導入剤を飲ませて殺害したとされています。4日の判決公判で宮本誠裁判官は「犯行に及んだ経過にはくむべきところがある」などとして懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。検察の冒頭陳述などによると、菊地被告は長年認知症を患う酉男さんの介護をしていて、事件当日に酉男さんから「生きていくのが嫌、死んだほうがいい」と言われ犯行に及んだとされています。また被告自身も睡眠導入剤を多量に飲み自殺を図ったということです。判決を受け菊地被告の弁護人は「控訴はしない」とコメントしています。

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