県南大雨から1週間 農作物の被害大きく【岩手】
県南を中心に被害をもたらした大雨から1週間が経ちました。しかし、今もなお、片付けに追われる人たちがいます。地域の農作物にも深刻な影響が出ています。
県によりますと、今月はじめごろに降り続いた雨の影響で奥州市・西和賀町・金ケ崎町・北上市・一関市の合わせて26軒の住宅で浸水などの被害が確認されています。
一時道路が冠水し、床上浸水の被害があった奥州市内の住宅街では、現在も片付けが続いていて、家の前には水に濡れた畳や家具などが積み重ねられていました。
これまでに判明している農業の被害額は2億2500万円余りで、林業の被害額は2100万円余りに上ることがわかっています。
一関市弥栄にある農園のネギ畑は、川の水が流れ込み半分以上が水没。すぐに消毒を行うなど手を尽くしましたが、変色し腐ってしまったものが多く見られます。
中でも、秋に収穫を控える市の特産品「曲がりネギ」は形が大きく変わってしまい、ほとんどが出荷できない可能性があるということです。今度は台風が接近しています。
これまでの雨で地盤が緩んでいる地域がありますので土砂災害などに再び警戒をお願いします。