オオハンゴウソウを駆除 生態系を守る【岩手・雫石町】

国立公園の生態系を守ろうと、繁殖力が強い「オオハンゴンソウ」の駆除が雫石町で行われました。

「特定外来生物」に指定されているオオハンゴンソウは、北アメリカが原産のキク科の植物で、明治時代に観賞用として日本に持ち込まれました。特徴は非常に強い繁殖力です。

1つの花に200個以上付くという種だけでなく、根からも増殖するため、在来植物の成長を妨げる恐れがあります。

雫石町にもまたがる十和田八幡平国立公園では、植物の生態系を守ろうと毎年この時期に駆除を行っていて、町や環境省の職員のほか地元のボランティアなど22人が参加しました。

参加者は根が残らないようバールなどを使って一つ一つ丁寧に抜き取っていました。2時間ほどでおよそ600本のオオハンゴンソウが駆除されました。

この場所では駆除の効果もあり10年前は3000本以上あったオオハンゴンソウが5分の1程度に減ってきています。

オオハンゴンソウの根絶を目指して駆除は来年以降も続けられる予定です。