「停戦合意」で中東情勢は⋯ 拭えぬ不安も【岩手】
岩手県内では依然としてナフサショックへの不安が拭えずにいます。15日、中東情勢に関する県の連絡会議が開かれました。
この中では県内の企業などを対象にした調査結果が報告され、「影響が出ている」と回答した割合が前回の調査から5.2ポイント増加したことが示されました。
こうした中、アメリカのトランプ大統領は日本時間15日、イランとの戦闘終結に向けた覚書が「成立した」と表明しました。イラン側も「覚書の文面が最終決定した」と合意を認めています。
中東情勢の緊迫化はプラスチックなどの原料となる「ナフサ」不足をもたらしています。
5月、盛岡市内の歯科医院を取材すると、一部にプラスチックを使う注射針の在庫が残り2週間ほどしかないギリギリの状態。
その後も医療用手袋や歯磨き剤などナフサ由来の製品は2割から3割ほど値上がりしました。とはいえ確実な医療を提供するためにもコストカットは簡単ではないといいます。
現場は依然、先行きが見通せない状況が続いています。