クマ侵入被害相次ぐ 食べ物求めて扉や窓を破壊【岩手・雫石町】
雫石町でクマが繰り返し住宅などに侵入し、食べ物などを荒らしています。
人的被害はありませんが、周辺では緊張が続いています。
12日午後6時半ごろ、雫石町長山にある餅工房の作業小屋で窓ガラスを壊している成獣のクマ1頭を近くに住む人が目撃し警察に通報しました。
警察官らが駆け付けた頃にはクマの姿はなく、小屋の中にある冷蔵庫の扉が開けられていたということです。
この小屋では、1週間ほど前にも入口の扉からクマが入り、ドーナツを食べられていました。
町内では今月、クマが複数の家の中で目撃されています。
小屋から川をはさんでおよそ1キロ離れた山本光雄さんの住宅には、5日から11日にかけて4回クマが侵入し、漬物や砂糖、菓子などが食い荒らされました。
12日、県や町は山本さんの家を電気柵で囲み、クマの侵入を防ぐ措置をとりました。
しかし同居する90代の両親は玄関の電気柵を1人で外すことができず生活に支障が出ているといいます。
町などは周辺のパトロールを強化し、わなの数を増やすなど対策に力を注いでいます。