PROFILE
岸英利
きし ひでとし
- 名前 岸 英利(きし ひでとし)
- 出身地 山形県新庄市
- 趣味 ドライブ、子供と遊ぶ
- 特技 どこでも寝られる
- 目標・尊敬する人 両親、妻、古舘伊知郎
- 自分を表すキーワード 「涙もろい」
- 好きな食べ物 肉料理、果物、ラーメン
- 好きなスポーツ 野球・サッカー
- 好きなテレビ番組 「探偵ナイトスクープ」「水曜どうでしょう」「報道ステーション」
- 出没スポット 盛岡駅周辺
- 一言メッセージ・自己PR 岩手に来て6年目! 食べ物で感動することが多く、特に「ウニ」「カキ」「ホタテ」は大好物です。 これからも岩手のおいしいもの、素敵な場所をみつけていきたいです。
- 過去のサイト 2016年3月以前のブログはこちら
復興か保全か・・・
先日の「Jチャンいわて」では、大槌町の「イトヨ」について特集でお伝えしました。
トゲウオ科のイトヨ(淡水型)は町の天然記念物に指定されていて、
昔から大槌の湧き水が作り出す川に生息してきました。
しかし5年前の東日本大震災によって、世界的にも珍しいことがイトヨに起こります。
津波の引き波によってイトヨは町の中心部にできた湧き水の池にやってきました。
そこに壊れた水路などから、
普段は海で生活し産卵期に川を上る
遡河(そか)型のイトヨが混じり交配が行われたのです。
「淡水×遡河」の交配型イトヨがいるのは世界でも大槌だけとされていますが、
実は復興工事の影響で、湧き水が枯れてしまいました。
イトヨは水温20℃以下では生きられず、
冷たい湧き水がなければ死んでしまうため、
県ではため池に強制的に冷たい水を注ぎ、何とかイトヨが住める環境を整えています。
もちろん、被災者の生活再建が第一ですが、
「大槌にしかない風土」を取り戻すことも、
長い目で見れば大切だという声が根強いのも現状です。
復興か保全か、小さな命が問いかける難しい課題です。