早池峰ダムに「二十歳のワイン」高校生が貯蔵【岩手・花巻市】
開けるのは「二十歳になってからのお楽しみ」です。高校生が自分たちで育てたブドウを使った地元特産のワインを、ダムの中で熟成させます。
花巻市の早池峰ダムを訪れたのは、大迫高校の2年生11人です。
大迫高校では、地元の特産品に触れようと、授業の一環でワイン造りを行っていて、自分たちが育てたブドウで造ったワインを、二十歳になるまで3年間熟成させます。
ラベルには二十歳の自分へ向けたメッセージが記されています。
貯蔵する場所は、ダムの点検などで使われる通路で、直射日光が当たらず温度が年間を通して10℃から13℃、湿度が80%前後と一定で、ワインを熟成させるのに適しています。
より豊かな味わいになることを願いながら、生徒たちはワインが入った箱をシートで丁寧に覆いました。
その作業の様子を見守っていたのが去年大迫高校を卒業した佐々木円さん。2年生の時にワインを貯蔵してから3年が経ち、きょう当時の担任から自分のワインを受け取りました。
(佐々木円さん)
「誕生日がまだ来ていないので、もう少し後になってしまいますがそれまで家で大切に保管しようと思います」「伝統的な大迫ならではのワインだと思うので、ずっとこれからの高校生や中学生にもやってほしいと思います」