海に依存しない安定生産へ 岩泉町で「エビ陸上養殖」
岩泉町でエビを陸上養殖する実証実験が始まりました。
トラウトサーモンの養殖が広がりを見せる中、岩泉ではなぜエビなのでしょうか。
実証実験は旧小本保育園の建物を活用して行われ、クルマエビとバナメイエビそれぞれ1万匹が養殖用の水槽で育てられます。
養殖を担うのは地元の小本浜漁協で、近年は主力のサケの水揚げが激減しています。
サケの不漁は全国的に深刻で、県内の沿岸ではサケに代わる魚としてトラウトサーモンの海上養殖が広がりを見せていますが、岩泉には生け簀の設置に必要な湾がないため難しいといいます。
そこで活路を見出したのが、安定的な生産が期待できるエビの陸上養殖です。
エビは早ければ3カ月ほどで出荷できるようになり、町ではふるさと納税の返礼品やホテルでの提供につなげたいとしています。