★Jチャンいわて(6/26放送分)
きょうは「反射」の実験をしてみます。
水の中と外で絵柄がかわる不思議な袋を作ってみましょう。
【作り方】
① 台所によくある“上部にチャックが付いている”透明な袋を使います。
② 袋の中にいれる用のシートは使い捨てのお弁当箱(折詰用などの透明なもの)
を使って作ります。このお弁当箱の平らなところを使うと良いでしょう。
チャック付の袋に入る大きさにハサミで切っていきます。
③ ①の袋と②で切り出した透明のシートに絵を描いていきましょう。
それぞれに絵を描きます。①に書いた絵は水の中と外で見ることができ、
②に書いた絵は水の中では見えなくなります。絵はマジックで書きましょう。
完成です。
今回はパンダの絵を書いてみました。
①にはシロクマの絵を、②にはシロクマがパンダに見えるような
黒色の模様だけをかいてあります。
しっかりチャックを閉めて水の中に入れたら反射の実験ができます
それでは、水の中に入れてみましょう。
中に入れると、パンダの絵からシロクマの絵に変わってしまうんです。
不思議!いったいこれはなぜ?
実はこれ、「全反射」という反射なんです。
実験用の袋の中には「空気」が入っています。
空気と水では反射するときの角度が違ってきます。
そのため袋の外に書いた絵だけが見え、シートに書いた絵が消えたように見えるんです。
この絵も実は、見る角度によってちゃんとパンダに見えるときがあるんですよ。
お風呂に入ったりすると、お風呂の中の手が水面の先から曲がって見える
なんでことがありますよね。それも同じ理由なんです。