都内にありながら、娘の通う小学校には、珍しいモノがある。
そう・・・土俵である。
都内の相撲部屋より、おすもうさんを招いての特別教室を経て・・・
ついに、すもう大会を迎えた・・・男女とも、全学年対象で。
練習会で負けていた娘も、当日朝、真剣に勝つ方法を聞いてきた。
「低い姿勢で、とにかく、下から相手を押し切ることを頑張ってみよう!」
「やってみる!」
雨天のため、体育館開催になってはいたが、異様な盛り上がりだった。
子供達もあの手この手で、相手を振り回し、足を引っ掛け、変化をし・・・
大人も、あーでもないこーでもないと、批評する。
かく言う、自分も、娘の取り組みでは、やはり声を上げていた・・・
「押せ!もっと押せ!」と・・・。
まぁ、押すだけなら誰でも出来て、その後のことは教えていなかったのは、
後の祭りでした・・・負けたけど、教えたことは出来たので、来年に期待。
最近、子供達が身体をぶつけ合う事など面倒になりかける世の中で、
「すもう」と言われたら武道につき、誰も文句を言えないのである。
男の子同士、女の子同士、真剣にぶつかり合う姿は、非常に気持ちよいものだった。
親として、久々に感動を覚えたひと時だった。