検討開始から40年 念願の新庁舎【岩手・釜石市】
検討開始から40年、念願の移転です。
老朽化に伴い建て替えられた釜石市役所の新しい庁舎で業務が始まりました。
24日朝は旧第1庁舎から北に150メートルほど離れた場所に完成した新庁舎の玄関で開庁式が行われました。
小野共市長は「復興の歩みを象徴する1つの節目であり未来へ向かう新たな出発点」と述べ、記念のテープカットがありました。
4階建ての新庁舎は、延べ床面積およそ8900平方メートルで、災害時は3300人の緊急避難場所にもなります。
別々の建物に分散していた部署が集約され、1階には窓口のほか市民の交流スペースが設けられました。
1986年に検討が開始された釜石市の新庁舎は、財政難や東日本大震災で当初の計画が白紙になり、2018年に建設場所が決まったものの、その後、最大クラスの津波浸水想定が公表され、土地のかさ上げが行われました。
さらに資材高騰や作業員不足の影響を受けて工事が大幅に遅れ、紆余曲折を経ての念願の移転です。