秋深まるこれからの季節。

喫茶店でゆっくり過ごすのはいかがでしょうか？

 

まず、盛岡は中ノ橋通。

この地で長年、安らぎの一杯を提供しているお店があります。

「可否　六分儀」

1973年創業。

時を刻む柱時計と共に42年前から変わらない喫茶店。

今でも店内の音楽はレコードでかけるシャンソンのみ。

変わらないものの良さを再認識させてくれます。

 

 

扱う豆は6種類で、焙煎機も昔ながらの「直火式」。

店主こだわりのサイフォンで高温抽出されたコーヒーメニューは、全部で19にも及びます。

中でも店の看板は、こちらの「マイルドブレンド」です。

 

 

 

また、今はあまり見かけなくなったレトロメニューと出会えるのもこちらの魅力。

ジャーマンブレンドを使った「コーヒーゼリー」。

 

 

 

 

そして、喫茶店での楽しみの1つなのが“軽食メニュー”

「チーズジャムサンド」

具はシンプルにチーズとイチゴジャム。

サンドプレスで挟み、じっくりと焼き上げます。

 

 

今も昔も変わらない1杯が、多くの人を癒やしています。

 

 

 

 

 

 

 

続いては、北上市の県道225号沿い。

自然の中に囲まれた可愛らしい建物のお店。

「カフェ　ポンシャ」

「ポン・シャ」とはフランス語で「橋」と「猫」の意味。

愛くるしい看板ネコの「グリちゃん」が出迎えてくれるんです。

オーナーの武田さんは、この地で20年近くこの店を経営。

女性らしい目線で、独特の空間を作り上げました。

 

 

創作が得意なオーナー。料理もアイディアに富んだもの。

こちらが人気の日替わりランチ。

この日は味噌と秋鮭、キノコを使った「みそグラタン」。

何ともユニークな組み合わせですよね？

 

 

さらに、パスタメニューも充実しているんです。

湯気と共に昇る香りが食欲がそそる「たらこクリームパスタ」。

こちらも人気のメニューです。

 

 

 

そして、食後にこんな甘いドリンクはいかがでしょうか？

「ホットチョコレート」

これからの時期、身も心も温まる1杯です。

 

 

 

ゆっくり。のんびり。

自然の中で癒やしの時間をお過ごし下さい！

 

 

 

 

 

 

お次は、ノスタルジックな純喫茶をご紹介します。

「パアク」

盛岡市内丸。「桜山さん」の愛称で知られるこちらで、半世紀に渡り愛されている喫茶店。

店名の由来は、“公園前”。

昭和の純喫茶そのままの姿が大人には懐かしく、若い世代には新鮮に映ります。

 

 

 

喫茶店がデートコースの定番だった古き良き時代。

パフェがハイカラな食べ物だった時代から長年愛されているロングセラー。

「あずきパフェ」

 

 

 

昔から変わらないメニューの中には、お腹を空かせた学生の胃袋を満たしてきたこんな一品も・・・。

「カントリートースト」

ここでしか味わえないオリジナルメニューです！

なんとなくレトロな見た目も魅力のひとつですよね～。

 

 

手作りにこだわるこちらのお店では、スイーツも自家製。

クルミの味と歯ごたえがアクセントの「パウンドケーキ」は素朴で懐かしい味わいが楽しめます。

優しい甘さはコーヒーのお供にピッタリです！

 

 

 

時間を忘れて過ごせるくつろぎの空間は、初めて訪れても懐かしさを感じさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

さて、最後にご紹介するお店は奥州市江刺区。

この地で、40年間変わらず愛されている喫茶店。

「喫茶　ミニヨン」

昭和の雰囲気がそのまま残る店内。

店主の二階堂さんと娘のセイコさんのお二人で切り盛りされており、居心地の良い空間は多くの常連さんから愛されています。

 

 

 

 

喫茶店の定番「ナポリタン」はミニヨンの看板メニュー。

シンプルな分、ソースの美味しさが味の決め手。

創業以来のレシピをかたくなに守り続けています。

 

 

 

寒い時期、無性に食べたくなるのがこちらの「ドリア」。

ドレッシングやマヨネーズまで手作りしたこだわりの一品です！

 

 

 

 

食後は、フレッシュな香りと独特な甘みが楽しめる

「ダージリンティー　“セカンドフラッシュ”」と、

 

 

 

 

北海道産の栗かぼちゃを使った、秋冬限定の「かぼちゃのタルト」。

素朴ながら上品な風味が楽しめます。

 

 

 

 

変わらない味と空間がもたらす「くつろぎ」。

長年、愛される理由がここにあります。