出勤前に息子が折り紙をつくってくれ、と言われました。
折り紙は、小学生の頃にしょっちゅう作っていたので
自分としてはどちらかといえば“得意”ジャンル。
「いいよ、どれつくる?」
持ってきたのは、その名も「恐竜折り紙」
なにか、ちょっと嫌な予感がします・・・
その中の「オルニトミムス」という白亜紀後期の恐竜を折ってほしいと息子は言います。
どれどれ。
ページを開くと、
「ふ、複雑すぎる・・・」
30年前に作った“やっこさん”や“はばたく鶴”や“兜”などのレベルを
遥かに凌駕する複雑さ!
昔持っていた折り紙の本の最終ページにのっていた、
「ミグ25(ソ連の戦闘機:複雑極まりない折り方だった)」で
完全敗北した嫌な思い出が頭をかすめました。
とは言え、息子の手前で父親のメンツもあります。
意地になって折っていったものの家を出るまでの30分では足りず、
翌朝に持越し。
2日がかりでようやく完成しました。
いやあ、疲れた疲れた。
でも、息子は大喜びしたからいいか~。
と思っていたのも束の間、
あわれオルニトミムスは翌日には両足がハサミで切断され、再接着。巨大な羽もつけられて
“ドラゴン”に変身させられてしまいましたとさ・・・。